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働きながらの予備試験勉強!リアルな時間管理とモチベーション維持

勉強の仕方とスケジュール

予備試験経由で弁護士を目指す社会人はたくさんいらっしゃいます。しかし、フルタイムで働きながらこの難関を乗り越えることは、容易なことではありません。日々の業務、家庭の責任、そして限られた時間の中での学習…これらの要因が、社会人受験生の挑戦を一層難しくしています。

この記事では、そんな社会人受験生が直面する課題をリアルに解説し、効率的な学習法や時間管理のテクニックを提供します。少しでも参考になれば幸いです。

働きながらの時間管理の現実

働く社会人としての日常は、多忙で予測不可能なことが多いのが現実です。朝の通勤ラッシュから始まり、業務の合間の短い休憩、夜遅くまでの残業や突発的な業務の発生など、日常のスケジュールは予測よりもはるかに厳しいものとなりがちです。

このような中で、予備試験の学習をどのように取り入れるかは、多くの社会人受験生にとっての大きな課題となります。一日の終わりに疲れ果てて帰宅した後、または早朝に目を覚まし、限られた時間の中で集中して学習を進めることは、簡単なことではありません。

しかし、成功するための鍵は「バランス」にあります。日常の業務と学習の時間をうまく組み合わせることで、効率的な学習を実現することが可能です。例えば、通勤時間を利用しての音声教材の学習や、昼休みに特定のテーマを集中的に学習するなど、日常の中に学習の時間を取り入れる工夫が求められます。

このセクションでは、そんな働きながらの時間管理の現実と、予備試験学習とのバランスの取り方について詳しく解説していきます。

効率的な学習法の基本

予備試験の学習は、量だけでなく質が求められるものです。特に、働きながらの学習となると、時間は限られています。そのため、どれだけ効率的に、そして集中して学習できるかが合格への鍵となります。

短時間での集中学習のコツ

短い時間でも、集中して学習することで、効果的な学習が可能です。そのためのポイントは以下の通りです。

学習の目的を明確に
学習を始める前に、その時間で何を達成するかを明確にしておく。編集長は毎朝らくがき帳に「~年度の予備試験に合格する」と3回書いてから、勉強開始していました。昭和っぽいですが、実は一番これが効きました。

無駄な誘惑を排除
スマホの電源をオフにする、学習環境を整えるなど、集中を妨げる要因を排除する。勉強中にどうしてもスマホを触って時間を無駄にしてしまう人は、タイムロッキングコンテナをアマゾンで探して購入してください。

タイムボックス法
一定の時間(例: 25分)を設定し、その時間だけ集中して学習する。その後、5分の休憩を取り、再度学習を再開する。

学習ツール

やり方は自分に合うものを見つけることが重要です。世の中には数多くの色んな勉強方法がありますが、どれが自分に合うか試行錯誤が必要です。

予備校の論パや定義集を単語帳のようにファイルして何度も見たり、何回も書いたり読んだり、どうするのが頭に入りやすいのかは人によります。ただ、学生のように時間がたくさんあるわけではない社会人は、試行錯誤する中でも無意味な方法は取らないようにしましょう。

たとえば論パ集などは予備校から配られたものや売っているもの、ネットに置いてあるものを活用しましょう。くれぐれも自分の手書きで一からカード作成したりは、しないでください。無駄です。

学習に過去問を使い始めるタイミング

また、過去問をどのタイミングで始めるかについては議論があるかもしれませんが、当サイトとしては比較的最初から短答の過去問は解いていく方がよいと思っています。

基礎講座を受けながら、講義で学習した範囲の短答はさっさと解いていきましょう。まだ早いとか言って先送りしている場合ではないです。

時間管理のテクニック

時間は限られており、特に働きながらの予備試験学習では、その限られた時間を如何に効果的に使うかが鍵となります。ここでは、時間管理の基本原則と、社会人受験生のための実践的な時間管理方法を紹介します。

タイムマネジメントの基本原則

時間管理成功のためのポイントは、以下の通りです。

優先順位をつける
すべてのタスクが同じ重要度を持っているわけではありません。大切なタスクから順に取り組むことで、効果的な時間の使い方ができます。

タスクを具体的に
なんとなく進めるよりも「今日は刑法の共謀共同正犯だけは終わらせてから寝る」など具体的に何をやるのか決めて、それを達成することを繰り返していけばメンタルも安定し、モチベーションを維持しやすいです

定期的な振り返り
週や月の終わりに、達成したタスクや未達成のタスクを振り返り、次の計画を立てることで、効果的な時間管理が可能となります。

社会人受験生のための実践的な時間管理方法

時間管理にあたって、意識すべきポイントをまとめています。

ルーチンの確立
毎日同じ時間に学習することで、学習を習慣化させる。

隙間時間の活用
通勤時間や昼休みなどの短い時間を活用して、定義集の復習や論証の練習を行う。

週末の学習計画
週末や休日は、あらかじめ勉強の予定を立てておく。余裕があったら勉強する、ではなく先に学習時間を確保する。

編集者
編集者

当たり前すぎだろと思いましたか?全部できていますか?特に定期的な振り返りや復習、やってますか?

時間管理は、持続的な努力と調整が必要です。結局は当たり前のことを愚直にやれるか否かです。

実際の社会人受験生からのアドバイス

社会人として予備試験を目指す際、多くの受験生が様々な工夫や試行錯誤を経験します。以下は、実際に予備試験を受験した社会人からのアドバイスや実例をまとめたものです。

Sさん<br>32歳会社員
Sさん
32歳会社員

仕事が忙しく、毎日の勉強時間を確保するのは難しかったです。しかし、毎日の通勤時間を利用して問題集を解いたり、昼休みに短時間の復習をすることで、日常の中に学習を取り入れることができました。

Nさん<br>28歳フリーランス
Nさん
28歳フリーランス

自宅での学習がメインでしたが、環境を変えてカフェや図書館で学習することで、集中力を高めることができました。また、家庭の事情で夜間の学習が難しい時は、早朝に起きて学習するように工夫しました。

Tさん<br>35歳自営業
Tさん
35歳自営業

経営者としての仕事の忙しさと家庭の責任を両立させる中で、予備試験学習はさらなるプレッシャーとなりました。しかし、家族の協力を得て、週末を中心に集中的に学習するスケジュールを組むことで、効果的に学習を進めることができました。

先輩方は、予備試験学習と仕事・家庭との両立に対して常に試行錯誤しながら、自分なりのコツや工夫を重ねてきました。それぞれの生活環境や状況に合わせた、自分にとっての最適な学習方法を見つけることが重要です。

予備試験学習のモチベーション管理

予備試験学習は、短期間での結果が出にくい長期戦となることが多いです。特に社会人としての日常業務や家庭の責任と並行して学習を進める中で、モチベーションの維持や管理は非常に重要となります。

長期間の学習を継続するための心構え

目標設定
具体的な目標を設定し、それを達成するためのステップを明確にすることで、日々の学習に意義を持たせることができます。大目標を最終合格として、そこから分解していき直近1ヶ月ではどこまで進めればいいのかまで落としていきましょう。細かいマイルストーンを置いて、達成していくことがモチベーションの維持にもなります。

進捗の可視化
学習の進捗を定期的にチェックし、達成した目標や課題を可視化することで、達成感を得やすくします。スタディプラス等のアプリで勉強時間を可視化してもいいし、手帳に勉強した時間を書いてもいいし、カリキュラムで終わった箇所を塗りつぶす等でもいいし、何かしらで見える化しておきましょう。心が折れないためにも。

リアルな期待値
すぐに結果が出ないことを前提とし、長期的な視点での学習を心掛けることが大切です。

予備試験、そして司法試験最終合格までは長期戦のマラソン大会です。長く継続して走り続けること前提に考えて取り組みましょう。

3点目のリアルな期待値を持つことについて注意点ですが、期待しすぎると折れてしまうので現実を見ることが大切な反面、「今の状態ならまだ出来なくても大丈夫」をどこまでも積み重ね続けないように気を付けてください。期待値を現実的なラインで保つことと、まだ出来なくてもよいと自分を甘やかすことは別です。疲れると分からなくなってくるので、要注意です。

落ち込んだ時の乗り越え方や自己励起の方法

目的を思い出す
何のために自分はこの戦いを始めたのか、思い出してください。叶えたい目標や手に入れたいものを紙に書いて読み上げてください。勇気が戻ってくるまで。

同志・講師・先輩方と関わる
同じ目標を持つ仲間とのコミュニケーションを通じて、サポートや励ましを受けることで、気持ちをリセットしたり、勇気をもらえることがあります。講師や先輩など、自分の上を行く人にアドバイスを求めてください。
行き詰った時、状況を変えてくれるきっかけを与えてくれるのは「人」です。本当に諦めそうになった時は1人で考え込まず、人に会いに外へ出かけてください。

小さな達成感を積み重ねる
大きな目標に対して圧倒されることがあれば、小さな目標を設定し、その達成を積み重ねることで、自信やモチベーションを回復させることができます。
小さな目標は、今日一日分の勉強スケジュールで良いです。自分が確実にこなせる量を目標に立てて、そして必ずこなしてください。自分で決めたことを自分で実行すること、自分との約束を小さなものでいいから日々守り続けること、そうやって自信は戻ってきます。

モチベーションの維持や管理は、予備試験学習の成功の鍵となります。自分に合った方法を見つけ、持続的な学習を心掛けることが大切です。

働きながらの予備試験受験は、多くの挑戦と困難に直面します。日常の業務や家庭の責任とのバランスを取りながら、高い難易度の試験に向けての学習を進めることは容易ではありません。社会人としての経験や知識を武器に、目標の達成を目指しましょう。